木材乾燥機の熱源(エネルギー)の自給
木材は、乾燥させることで縮みや反り曲がりなどを防止することができます。森林組合では人工的に木材乾燥を行って品質の向上を図っています。その乾燥機の熱源は、製材等で発生するオガコや端材を木くずボイラー施設で蒸気を発生させ、その蒸気を木材乾燥機に循環利用し、エネルギーの自給を図っています。
夜間対応も考慮した定量自動供給サイロよりオガコが自動的に投入する方法とピットより端材を投入する方法とで化石燃料を削減しています。近い将来にはさらに蒸気を事務所まで運び冷暖房も利用することを目指しています。
周辺環境との調和を目指します
燃焼室の温度を高温に保つことでダイオキシン類の発生を抑制し、関連法を遵守するとともに、地域住民の皆様との共生をめざし、安心・安全な施設運営を図っています。
事務所でのマキストーブ利用
土山事業所では、製材工場で発生する端材等を事務所内薪ストーブのマキとして利用し、暖房コストの低減と癒し効果が得られ執務環境の向上に務めています。